「悪魔は初めから人殺しであり・・彼のうちには真理がないからで す・・なぜなら彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです」ヨ ハネ8:44

サタンは嘘つきであり、偽りの父とある。そのため、有ること無いこと、自由自在に思いに吹き込める。現実に無い事も吹き込むので、これを受け入れて行くと、事実ではない、妄想がどんどん膨らむ事になる。被害妄想しかりだ。黒を白に白を黒にする。サタンの罠にはまると、ほんろうされてしまう。サタンは策略を持って来る。

 

策略というからには、欺こうとの明確な意図があるわけで、思いに浮かぶ何もかもを信じてはならない。それは否定的な思い、自分が落ち込んで行く思い、建て上げるのものでなく、壊されて行くものだ。又、映画の映像のように思いに映して来る。次々頭に浮かんで来るものを、何もかもを受け入れてはならない。

 

サタンが吹き込む思いであって、自分が思っていると思わせるサタンの嘘だ。私達の思いの部分に、四六時中、映像を送り込む。そして、自分が思っているとしか思わない。そう思わせれば、サタンは大成功だ。サタンは絶えず、「思い」という火矢を飛ばしている。

 

朝起きた時から気づけるように。又、御言葉や祈りを奪ってしまう、サタンの誘惑と攻撃に気づけるように。自分の「思い」をよく見張っていよう。恐れ、激しい怒り、批判、急かすもの、自己憐憫、暗さのある疑い、極度に自分を責めるもの、又、誇るもの、それらの思いは敵からだ。思いをよく見張っていよう。御言葉に嘘を混じらせて来るサタンに気づけるよう祈っていよう。敵に気づけることは、そこに光があるからであり、神に向いていることになる。

 

・・・・・・・・・・・・落とし穴を作る時、絶対に言わないし、誰にもわからないようにして作る。サタンは更に巧妙で狡猾だ。罠を張っている。しかし「内におられる方が、この世の内にいるあの者よりも力がある」。そのお方が共におられる。いつも祈り頼っていよう。