「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。 そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります」ヤコブ4:7 

エステル記の中で、王に重んじられたハマンに、家来は皆ひれ伏した。しかしモルデカイがそうしないので、ハマンはひどく怒った。そのためモルデカイの民族を根絶やしにする事を画策した。王に巧く取り入り、ユダヤ民族皆殺しの、王の命令を取り付けた。サタンが、この邪悪なハマンを通して、神の計画をつぶし、阻止しようと働いた。その結果、ユダヤ民族殺害の勅令が出された。 モルデカイは祈り、王妃エステルに、王にあわれみを求めるよう伝えた。

 

だが、召されないで王のもとへ行く者は死刑だ。そして、エステルはこの30日間王に召されていない。しかし、この危急の事態に、自分は命をかけるので、民にも断食の祈りを要請した。そして祈りがなされた。

 

ハマンはモデルカイを殺害すべく柱まで用意したが、神は祈りに答え、介入された。王を不眠にし、年代記を読むようにしむけ、モデルカイの手柄を見つけさせた。結局、神が、ハマンが裏で仕組んだ邪悪な企みを、明るみに出された。モルデカイ殺害のための柱に、ハマン自らがかる事になった。邪悪な企みは自分の身に返った。

 

サタンの陰惨な企みは、神が光に出された。隠れたものは明らかにされる。神はモルデカイに知恵を与え、なすべき事を示し、民は祈りを献げ、エステルは命を献げ、行動し、サタンは打ち破られた。私たちにも、サタンの攻撃は絶えずあるが、まず祈り、主に従い、示された事をして行く時、サタンは破られる。

 

・・・・・・・・・・・・・サタンは攻撃して来るが、まずよく祈って、示されたことに従って行く時、サタンに立ち向かう事になる。サタンは逃げ去るとある。御霊の導きをよく悟り、拠り頼み、示された通りに従おう。そこに主が力強く働かれる。主の愛の内に堅く守られている。