『この世のすべての国々とその栄華を見せて、言った「もしひれ伏 して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう」』 マタイ4:8

サタンはすべての国々とその栄華を差し出し、主を自分に服従させようとした。サタンに従うなら、これをすべて上げるよと誘惑した。私たちにも同様の誘惑が来ている。神の栄光でなく、自分の栄光、神の御心でなく、自分の思いの道だ。サタンの誘惑だ。そうすれば地位が、名誉が手に入り、自分の誇りが満たされると。

 

ある人が、自分の才能が発揮できて、且つ大変な高給で、地位を約束された転職が来た。御心でないとうすうすわかっていたにかかわらず、すべてが強烈な魅力であり、願望に合致していて、乗ってしまった。高給だけあり極めてハードで、霊的な事のための時間がなく、平安を失って行った。御心をそれさせるサタンの誘惑であった。

 

あなたにも魅惑的な事柄が来ているだろうか。自分の思いで判断せず、よく祈って御言葉に聞こう。主イエスは御言葉に立たれたので、サタンは退いた。エバは御言葉でなく、自分の思いに立ったので、サタンにやられてしまった。

 

主イエスはいっさいご自分の思いを持ち出さず、御言葉がどう言っているのか、その神の御心に従順に従われた。御言葉の下に自分を置いて、御言葉に従う人をサタンもどうも出来ない。今、判断が必要なら、自分で決めずに、祈って御言葉に聞こう。

 

-------------自分を神のように拝ませるために、サタンは今、何を持ってきているのか。何気なく思いに来る誘惑や迷いは、そのままにしてしまいがちだが、主の元に、光の元に出して行こう。主に聞き、助けを求めよう。