「あなたのみこころを行なうことを教えてください。あなたこそ私 の神であられますから。あなたのいつくしみ深い霊が、平らな地に 私を導いてくださるように」詩篇143:10  

私たちに歩むべき一生が与えられている。しかし父の御心にそって、人生を歩まなければ、せっかくの人生が的はずれなものになってしまう。人生における御心を求め、導きを受け取り、従って行く事が信仰生活で重要な事柄だ。多くの問題の中で、自分の思いが強いため、つまり自我が強いため、御心を受け取り損ねてしまう。

 

自分の強い欲望が御心をさえぎってしまう。まず右でも左でも白でも黒でも、御心のままでOKですと、自分の思いを明け渡す時、9割方解決と言われている。そこが一番の問題で、強い肉の思いが御心を見えなくしてしまう。意志を明け渡して行く時、必ず御心は示される。

 

よく祈り、御言葉に向かい、環境をしっかり見張っていよう。指導者に助言を求める事は有益だ。彼らの御言葉の知識と経験が、初心者を大きな失敗から守ってくれる。目を開き耳を澄ましていると、神が導かれる。多くの人が、祈っていた時に、ピッタリに、その事に関する情報が目の前にやって来たと。

 

ある人は家族が重病になり、パニックになりそうな中、何をどうすべきかを切に祈っていると、不思議に様々な情報があちこちから集まり、なすべき事がわかり、入院手術に至るまで、手を取り導かれたと。人間の側に、先はいっさい見えない。が、先を見通し、すべてを存じの主が共におられる。先を委ねて目の前に示される一歩に従おう。

 

-------------主の導きを得ようと耳を澄まし、祈りの答えを見張っている者に主は様々な方法を通して答えをくださる。自分で自分の道を平らかにしようとしていないか。強い思いあれば手放せるようにと祈りたい。