「互いの栄誉は受けても、唯一の神からの栄誉を求めないあなたがたは、どうして信じることができますか」ヨハネ5:44  

他人との比較の中に生きると、絶えず劣等感と優越感の間を行ったり来たりする。人と比べるとだいたい劣等感に陥るので、そのため優越感に浸りたい。それで人を裁く事によって、自分を正当化しようとする。自分は正しいとの位置に立ちたい。

 

そんな私たちに「あなたは、どこにいるのか」と主は問うておられる。かつてエデンの園で、エバはサタンの誘惑が来た時、惑わされて、罪の方を選んだ。取って食べるな、必ず死ぬと言われた、善悪を知る木の実を食べ、夫にも与えた。夫も食べた。その結果、神との関係がしゃ断されてしまった。そのため神を恐れ、隠れた。

 

だが、神の方から御声をかけられた。「あなたはどこにいるのか」、場所の問題ではない。神はどこに隠れているかご存じだ。神との関係の問題だ。アダムとエバに罪が入った結果、神と正しい関係でなくなってしまった。私たちも自分と神の間に、人が入る時、正しい関係でなくなってしまう。

 

人が偶像になってしまい、人の目にどう映るか、人からどう思われるか、好かれたい、認められたい、評価されたいとの思いで、いっぱいになる。罪により、神との愛の関係が失せ、人からの愛を求めるようになったからだ。しかしそこに平安も喜びも無い。今、どこにいるだろうか。人からの誉れを求め、人との比較にいる自分に気づく時、そのまま主のもとへ行き、言い表そう。導いて下さる。

 

---------認めたくはないが、目の前の人の評価が欲しい者だと気づくことが大切だ。強く影響力されていると。比較の世界に迷い込まないよう、霊の目がはっきりと見え、どこにいるのか気づけるように祈りたい。