「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要 なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与 えなさい」エペソ4:29  

「互いに悪口を言い合ってはいけません。自分の兄弟の悪口を言い、自分の兄弟をさばく者は、律法の悪口を言い、律法をさばいている」の通り、悪口は罪だが、うわさ話も同じく良くない。うわさ話は、本人のいない所で言われる陰口だ。つまり本人不在で確かめる事ができない話だ。

 

本人不在なら間違った情報でも訂正できない。又、反論もできない。事実はわからないのだから、そのまま受け入れるべきではない。又、そのうわさ話の自分の「動機」は何だろう。本人の利益だろうか、本人を建て上げ、励ます事になるか。それとも不利益だろうか。不利益なら言ってはならない。

 

ある説教者は言った。「うわさ話は、三者を傷つける。言う人と、聞く人と、言われている本人を」。「たきぎがなければ火は消えるように、陰口をたたく者がなければ争いはやむ」。うわさ話が来たなら、自分の所でストップできる。

 

あなたの所で、火を消すことができる。雑談が、有害なうわさ話の方向に行くようなら、進路変更して行くことができる。 もし自分がその人の立場だったら、どんなに傷つくかを考えよう。「軽率に話して人を剣で刺すような者がいる。しかし知恵のある人の舌は人をいやす」。御霊の助けにより、舌が人をいやすために用いられたら、どんなに幸いだろう。

 

-------------不満や憤りを覚える人の噂話であれば痛みもなく聞き、また応答したい誘惑も来るが、悪質な罪だと戒めていよう。裁く思いは、日々悔い改めていきたい。心も言葉も守られる。