「・・おおいをかけられたままで、取りのけられてはいません。なぜ なら、それはキリストによって取り除かれるものだからです」Ⅱコリ ント3:14   

サングラスをかけて景色を見るとどうだろう。そのメガネの色に何もかもが見える。セロファンを通して景色を見ても、青色なら周囲も青、赤色なら周囲も赤に見える。同様に自分の強い思いがあると、その自分の色に見える。根に自分の強い思いがあり、自分の願望という色で物事を見ているので、思い通りでない環境なら、受け入れられない。

 

いつも喜べず、絶えず不満と愚痴になる。そして環境が自分の色に合った時だけ、喜ぶ事になる。自分の願望というメガネをかけて環境を見、御言葉を見ていないだろうか。外側のものがおおいとなっているのでなく、心の内側の問題だ。自分の願望でなく、自分の思い通りでなく、神の御心というメガネにかけ変えたらどうだろう。

 

状況は同じでも、見方が全く変わって来る。そうでなければ、自分の願望が見えるのみで、まるで主が見えない。しかし神のお心に照らし合わせて、環境を見て、神の価値観で判断し、神のみ思いを尋ね求めて行く時に、どんな状況であっても、そこにある神のご計画や目的を知って行く。

 

今、自分の強い「願望」に支配されていないだろうか。一旦、その願望を主に明け渡そう。委ねよう。その時、まず心が平安にされ、不満や思い煩いが消えて行く。その時、おおいが取られて、主が見えて来る。そして心に喜びが来る。

 

・・・・・・・・・・・・・自分の強い思いは、おおいになってしまう。御心を知る事を妨げてしまう。御心がわからない時、無意識にも自分の強い思いに固執していたりする。主が見えなくなってしまう。自分の思いをまず明け渡せるように祈ろう。その時、主が、お心が見えて来る。