「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です」 詩編119:105

車のガソリンやオイル計器の赤ランプが無ければどうだろう。又、飛行機や船が、人間の感覚だけに頼って運行されたらどうだろう。天候により視界がぼやけると、どの方向に向かえば良いかわからない。しかし、しっかりした計器があるなら、正しい方向へ間違いなく進んで行ける。私たちの人生も同様だ。

 

どの方向に進んで良いか、わからない時がある。そんな時の確かな計器が御言葉だ。ある女性が、職場で非常に重要な地位に、リーダーにとの打診があった。それは仕事内容も高度になり、自分の能力で出来るのか。又、部下を持ち、まとめて行くなど、とても不安だ。自分に出来るのだろうか。全く自信がない。

 

あれやこれや思いが巡る中、そんな不安や恐れ、気持ちも、ことごとく主に告げて、御前に祈っていた。ずっと祈り続けていた時に、御言葉が臨んで来た。「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る」。その言葉が心に来た時に、不安、恐れ、思い煩いが失せて、心がすうっーと平安になった。 あんなに不安や思い煩いで、騒いでいた心が御言葉により平安にされた。

 

自分には出来ないが、主の導きを確信できて、受ける決心ができた。御言葉は霊であり、いのちだ。力がある。主は語った事を成し遂げられる。道がわからない時は、祈りと御言葉により指し示される。祈ろう。

 

------------どんなに正しいと思えても間違っているのではと迷う。迷うことが感謝だ。揺るがない御言葉に頼れる。御言葉に自分を添わせ照らされて歩もう。