「主に感謝するのは、良いことです・・朝に、あなたの恵みを、夜ごとに、あなたの真実を言い表わすことは。」詩篇92:1

私たちはよく思い煩う。思い煩ったところで、もうどうにも出来ない過去の事をくよくよと思い煩い、心配しても仕方がない先の事を、くよくよと心配し、不安で不安でたまらない。この思い煩いをどうすればよいのか。3つの方法が考えられる。環境・状況を変える事、相手を変える事、自分を変える事、のどれかしかない。

 

環境は変わらないし、人を変える事など不可能だ、しかし自分を変える事ならできる。どのように自分を変えるのか。神が良くして下さった事を考え、思い起こす事だ。思い煩いにさいなまれそうになった時、主の恵みを思い出すことだ。主の恵みを思い出して、思い出して、数えること。主がして下さったことを思い起こして感謝すること、それを続ける時、自分が変えられる。 感謝に目が向いた途端、視点が変わる。自分が変えられる。

 

全く何の資格も無い者に、良きものを、祝福が与えられているのは、罪を無代価で赦し、その罪を永遠に忘れて下さるゆえだ。決して当然ではなく、どんなに感謝な事だろう。過去の過失も失敗も、赦し、益として下さり、祝福に変えて下さる、その愛を信じて生きる時、心に安堵と喜びが湧いてくる。

 

私たちは、その愛によって変えられて行く。主に目が向き、恵みに目が向き、感謝に目が向く時、サタンは足場を失う。目の前の問題ではなく、主に目が向いているので、心が安らかにされてゆく。そしてその問題も、主と共に乗り越えて行ける。

 

--------------今まで共にいてくださったように、主は明日も明後日も共にいて、何があっても感謝の祈りを献げる夜は来る。思い煩いの妄想がよぎる時、心を主に向け今日を感謝していよう。