「『立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ。彼 らの悪がわたしの前に上って来たからだ』しかしヨナは、主の御顔 を避けて・・」ヨナ1:1

ヨナは神からニネベに行くよう命じられた。しかし、ヨナはニネベには行きたくなかった。それで何とか避けて逃げようとすると、丁度そこにタイミング良く、反対行きの船があった。それでそれに乗り込んだ。私たちも、御心を示されているが、嫌で、したくない事があるかも知れない。

 

逃げたいとの誘惑が来る。そんな時に丁度、別の魅力的な事柄をあると、そちらに誘惑されてしまう。ある人は、高給の転職の誘いが来た。だが、今の場所を動くべきではない、今の場が主の御心だとわかっていた。しかし、高給と自分の能力を発揮できるとの誘惑には勝てず、転職に乗ってしまった。

 

その結果、高給なだけあり、膨大な仕事量に心身すり減らし、体調も崩してしまい、神のための時間も持てず、離れてしまった。幸い、後の日に立ち返れたが、多くの苦しい刈り取りがあった。御心だとわかりつつ、ぐずぐずしている時、丁度そこに反対方向の船があるものだ。ピッタリの誘惑が来る。サタンの誘惑をわきまえよう。

 

逃げることは「主の御顔を避ける」ことになる。主の御顔の光のただ中を歩む方がどんなに幸いだろう。主に従おうとする途端に、サタンの妨げが来る。いつも心していよう。今、逃げたい誘惑があるなら、その事をまず主に告げよう。主が御心を行えるよう助けて下さる。

 

-----------御心とわかっていても、素直に従えず主の御顔を避けていたい時もある。主はその思いも受け止めてくださる。平安が無いのは、真逆の船を探しているのではないか。逃げたい思いを正直に祈ろう。