「わたしは、あなたの神、主である。わたしは、あなたに益になることを教え、あなたの歩むべき道にあなたを導く」イザヤ48:17  

悩み、問題に会う時、心が動揺する。そしてまず、何とかしなければと思ってしまう。そう思う途端、自分の肩に問題のすべてがかかり、どおっと重苦しくなる。心が暗くなる。そしてどんどん最悪のシナリオが描かれて、思い煩いに落ち込んでしまう。目の前の悪い状況に、飲み込まれてしまい、主が飛んでしまうのだが、まず主に向く事が大切だ。まず祈る事が大事だ。

 

「主よ」と向くと、ひと息置けて、パニック状態から守られる。ある人は会社の突如の倒産に、職を失った。ショックでパニックの中、主に祈ったところ「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」の御言葉が来た。先が見えず、恐れに襲われそうな中、心が守られた。御言葉に支えられ、力づけられて、次の職捜しができた。

 

同じく倒産に会った別の人も、貯えの無い中、家族を抱え、とりあえず当座の必要分を友人に借りようと思った。信頼関係があり、快く貸してもらえるだろう。しかし主に祈ったその時に、「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」と導かれた。

 

即、友人に借りるのでなく、まず主に求めようと。それで必要が与えられるようにと切に主に求めた。求め続けていると、古い友人から、昔、借りたお金がやっと返せるとの連絡と共に、まとまったお金が返済されて来た。全く忘れていたものだった。主が共におられるとは何と幸いだろう。

 

・・・・・・・・・・・・突如の事態が発生すると、まず何とかしなければと思う。知らず知らず主が飛んで自分が出ている。思い煩いで真っ暗になる。自分の力に頼っているから。まず「主よ」と叫ぼう。すると「思い煩うな」と返って来て、神視点に変わる。信仰的見方に変えられる。