「そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊にするものです」ヤコブ3:15

昔から教会には、偽クリスチャンが現れて来た。その知恵は、神からのものではなく、悪霊に属するものだと。では、その知恵が神からのものか、悪霊に属するものかを、どのように識別すればよいのか。行状は素晴らしく、クリスチャンより立派だったりする。しもべとしてよく仕え、よく働く。言葉は業界用語を駆使する。クリスチャン用語、御言葉が幾らでも出て来る。教える事ができるほどだ。

 

「実によって彼らを見分けることができます」「羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です」「盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです」。偽クリスチャンが来るのは、外側どんなに良く見えても、実は一致を破壊し、分裂をもたらすためだ。

 

「肉の行ないは・・党派心、分裂、分派」見えるところは光の御使いだが、必ず裏がある。裏に「邪悪な行ない」があり、「秩序の乱れ」をもたらす。「上からの知恵は、純真、平和、寛容、温順・・見せかけのないもの」だ。上からの知恵は、見せかけがなく、表裏が無い。「霊だからといって、みな信じてはいけません」、識別が必要だ。

 

「にせ預言者たちに気をつけなさい」「御霊を持たず、分裂を起こし、生まれつきのままの人間です」。自分自身が欺きに陥らないために、主の御前に正直でいよう。悔い改め〃つつ歩み、絶えず上からの知恵を求めよう。御霊は助け、平安を与え、導いて下さる。そして、神からのものは、必ず御霊の実を結んで行く。愛、喜び、平安・・の実だ。主との間の愛が増し加えられて行く。

 

・・・・・・・・・・・・この世にいる間は、すべての思いや志が、神からではない事をよくわきまえていよう。サタンからの思いがあり、クリスチャンもどき、聖書もどきが行き交う。絶えずサタンの攻撃がある。自分自身は主の御前にただただ正直であり、絶えず御霊の光に照らして頂こう。