「それはあなたを苦しめて、あなたを試み、ついには、あなたをしあわせにするためであった」申命記8:16

四十年の荒野の全行程を覚えているようにと言われた。この荒野を行かせられたのは、神ご自身だった。この40年間で経験したすべての事を、忘れてはならないと命じている。なぜなら、この苦しい荒野の40年こそが、主からの大切な訓練、貴重な学びであり、成長への行程だからだ。

 

失敗は、そこから学んで行く時、大きな成長へとつながる。もし嫌な事、失敗した事にふたをして、忘れ、無かったことにしてしまうなら、そこから何も学べず、何の成長もなくなってしまう。苦しみを通して、自分自身が、自分の心の内にあるものを知る。見せられる。主の目的は「あなたの心のうちにあるものを知るため」とあり、平穏な日々、成功している時には、決して知ることのない、自分自身の内側を知る。

 

自分の本当の姿、自分の弱さを知って初めて、祈って行ける。知らない限り、何も始まらない。弱さを知ることによって、自分が変えられて行く。成長して行ける。そこで主の愛や、主の守り、主の真実を現実に経験して行く。そして、その苦しみの中で「人はパンだけで生きるのではない、人は主の口から出るすべてのもので生きる」ことを知ると。

 

苦しみの中で、御言葉にすがる。何もどうにもならず、御言葉を信じるしか無い状況に追い込まれ、御言葉の力を知る。主との関係が深められて行く。この一年も、主が歩ませられた行程をしっかり心に刻もう。

 

。。。。。。。。。。。。与えられたこの1年の主からのメッセージをしっかり受け取って、感謝をお献げして、1年を終われますようにと祈りつつ。★この1年も有難うございました。新年も日々の言葉が豊かな祝福と用いられるよう祈りを込めて配信させて頂きます。スタッフの都合で1~4日までお休みで、5日開始でよろしくお願いします。