「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えな さい」ローマ12:2

私たちには、主を知る以前の根深い価値観がある。この世の価値観、肉の価値観、それは非常に固く培われていて、根は深い。主から目を離し、御言葉から目を離すと、知らず知らず、その価値観に戻ってしまう。頑張るのは良いことで、善だ。自分の力で、頑張って、頑張って生きるように、この世ではずっとそう言われる。

 

そうすると、出来ないのは、頑張っていないからという事になる。頑張りが足らないからで、もっと頑張れと。それは非常につらい事になる。又、自分は頑張っていて、つらくてたまらない。そうすると、何もしていない人、頑張っていない人に腹が立ち、怒りが湧く。必ず人を責め、人を裁くことになってしまう。

 

又、それは行ないに価値を置くので、成果を出せたら価値ある人間、出せなかったら価値の無い人間になってしまう。神の恵みなどわけがわからない。どこの世界の話かになる。良い子は善で、ごほうびをもらえ、悪い子は悪で、罰を受ける。その根深く培われた価値観で、神を見、御言葉を見るので、それを当てはめて行くので、神の愛がなかなかわからない。

 

生まれつきの価値観、世から凄まじく影響を受ける価値観が問題で、価値観が変えられる必要がある。この世と調子を合わせるな、この世の価値観と調子を合わせるなとあり、自分の根深い価値観に気づく事は大きな祝福だ、そこが御霊によって、御言葉の価値観に変えられて行く時、見方が変わり、思考パタンが変わり、行動が変わり、自分は変わって行く。

 

・・・・・・・・・・・・・行動じゃなくて、行動の前の、価値観の問題だと言っている。目に見えるこの世の影響力は凄まじく、更に根深い培われた古い思考パタンがある事を踏まえ、御霊に拠りすがろう。気づきが与えられ、その御霊の気づきが感謝で、心の一新へと一歩一歩導かれて行く。