「あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる」詩篇55:22

私たちは、時に困難や問題に遭遇する。その問題は、巨大な城壁のように、目の前に立ちはだかる。思い煩い、心配し、心がふさがれ重苦しくてたまらない。自分で何とかしようと、ああでもない、こうでもないと、頭はぐるぐる巡るが、解決の道は見えず、どうにもならない。ますます思い煩い、負のスパイラルに落ち込んでしまう。

 

その悩みのただ中では、永遠に苦しみが続くように感じてしまう。出口が無いように思えてしまう。真っ暗で何も見えない。そのため余計に心がふさがれてしまう。試練は必ず出口があるトンネルなのに、そう思えない。苦しくてたまらず、祈るのだが、何だか絶望的で、その苦しみから逃れたいばかりだ。今すぐに解決して欲しいとあがき、もがく。

 

この苦しみを何とかして欲しい一心だ。主に委ねることだと頭ではわかるのだが、しかし委ねられない。底に、主に委ねられない自分がいる。頑なな強固な自我がある。祈りながらも、自分で何とかしようと必死で、あれこれと頭は巡り考える。しかしどうにもならず、心は重く沈む。

 

あなたも困難に、悩みに、ぶち当たり、行き詰まっているだろうか。心は悶々状態だろうか。「委ねることができません。助けて下さい」と祈ろう。人に出来ない事が、神には出来る。委ねられるよう助けて下さる。明け渡す時、光が見えて来る。まず心が平安にされ、真っ暗闇の中に、光が射し、少しづつ道が見えて来る。次の展開へと導かれて行く。

 

・・・・・・・・・・・主に委ねられないところが問題で、委ねずに握り締めているので、ずっと悶々状態になってしまう。頭ではわかるのだが、どうにもならない。心底心配して下さっている主に、委ねられるよう祈ろう。助けて下さる。