「堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい」Ⅰペテロ5:9 

信仰生活は天に帰るまでは、日々霊の戦いだ。一生の間、どんなに成長した人々も、必ずサタンの誘惑を受け続ける。サタンは、お腹をすかせたライオンのごとく、食い尽くすべき獲物を求めて、絶えず狙っている。策略を巡らして襲って来るので、あなたの弱い所が要注意だ。

 

サタンは熟知している。ある人々にとれば、飲酒やギャンブルは何の誘惑にもならない。誘惑にならない所には来ない。来ても仕方が無いからだ。自分の弱い部分をよく知り、普段から祈り、見張っているなら、足をすくわれる事はない。サタンの誘惑が来た時に、御霊が気づかせて下さる。自分の弱さはどこにあるだろう。

 

高いプライド、人と比較して妬む心、名誉、地位、人からの賞賛を求める思い、怒り、思い煩い、心配症、体面を気にする虚栄心・・自らの弱点がサタンの標的となっている。サタンは誘惑をしかけて来る。それは、必ずあなたの心に心地良い、快い喜びとなる。

 

肉の欲望に合致している。欲望と一つになっているので、誘惑だと全く気づかない。 酒やギャンブルなら簡単だ。しかし、仕事や趣味、愛する人、好きな事柄、それらは容易に偶像になるが、ストレートな罪でないだけに気づかない。誘惑は必ず甘い。心が魅了されるもの、一見罪でなく良いものに見えるが、霊的食欲が減退して行くものには要注意だ。

 

「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ」。なかなか自分の心を見張る人はいない。だが力の限りと言っている。祈って、心を見張っていよう。日々主と交わっていよう。そうするなら、サタンの誘惑は必ず来るが、それに陥る事はない。御霊が助けて下さる。

 

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思いに来るサタンには思いや気分で判断せず、御言葉に立とう。落ち込みやネガティブな思いより、御言葉を正しく読み、自己流で解釈せず主と御言葉に応答していこう。