「これこそ悩みのときの私の慰め。まことに、みことばは私を生かします」詩篇119:50

ある人が、あるサークルで熱心に活動をしていた。自分自身は喜びもって、やりがいを持って働けて、仲間たちとも良い関係だと思っていた。自分の居場所にもなっていて、責任も任され、充足感を与えられていた。そんな中、ミーティングでの出来事だった。様々な事を話し合う中で、自分のやり方について、ある人から、はっきりとした批判を受けた。

 

一つ一つの指摘を受けて、驚きの余り、その事についての言い訳に終始した。するとその言い訳に対して、又、別の人から、非を指摘された。又もや弁明すると、次々と様々な指摘を受けた。自分は全く気づかなかったが、普段、周囲の人々が思っていた事だった。自分は、良かれと思っていた事が、周囲の人々には、そうではなかった事が判明した。むしろ、反発を買っていた事に気づかされた。

 

周囲を傷つけていた事に、全く気づきもせず、自分の独りよがりであった。ショックで、言葉を失い、呆然状態だった。詫びて、逃げるようにその場を去った。自分は、ただただ良かれの一心だった。頭は真っ白で、わけがわからなかった。自分には何も無いと思えた。余りの痛手に、心がどうにかなりそうだった。

 

ギリギリの瀬戸際で、崩れ落ちそうな中、その時に「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう」「主は私の味方」との言葉が臨んで来た。そのみ言葉により不思議な力で、くずおれそうな心が守られた。

 

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御言葉を開き、今日も主の約束を受け取ろう。主がその通りに成し遂げてくださる。状況、感情がどうであれ御言葉の上に安んじていよう。祈りつつ主と交わろう。