「そこで、民はときの声をあげ、祭司たちは角笛を吹き鳴らした。 民が角笛の音を聞いて、大声でときの声をあげるや、城壁がくずれ 落ちた」ヨシュア6:20

今、あなたの前に、ヨルダン川が、エリコの城壁が、極めて困難な問題が立ちはだかっているだろうか。目の前に、船も橋も無く、水が岸一杯にとうとうと溢れるヨルダン川、目の前にそびえ立つ、難攻不落のエリコの城壁が立ちはだかっているか。しかし神は解決へと導いて下さる。そのためにまず、身をきよめよと言われる。

 

御霊に心探って頂き、罪があれば悔い改める事が必要だ。頑固な自分の意志、敵意、憎しみ、妬み、赦さない心、不従順・・御霊に示されるなら、まず主に告白しよう。主と自分の間に妨げが無いように、整えていただこう。主の示しの通りに、祭司たちが契約の箱をかついで、足が水際に浸った時、水はせきをなして立ち、川はせき止められた。

 

エリコ攻略のために不思議な方法を示された。町の回りを1度回り、7日目は7度回り、ときの声を上げる。変わった方法だ。だが民がその通りに、ただ従順に従った時、エリコの城壁は崩れ落ちた。奇跡が起きた。いっさい人間の力ではなかった。主の力であり、主の奇跡であった。私たちも、主の御声を聞き、示された事に、その通りに従うことだ。

 

その時、あなたの前に立ちふさがっている、問題の城壁が崩れ落ちるのを見る。今、御霊に心を探って頂こう。悔い改めるよう示されている罪は無いか。そして自分で動かず、肉で判断せず、まず御声に耳を傾けよう。そして主が示された通りに従おう。その時、主が働かれ、勝利を得る。

 

-------------信じて従えば神の栄光を見ると頭ではわかっていても、無理だ、駄目だと不信仰が先に立つ。その不信仰をまず悔い改めなければ、都合の良い妥協策に乗ってしまう。身をきよめて導きを聞こう。