「悪魔はすでにシモンの子イスカリオテ・ユダの心に、イエスを売ろうとする思いを入れていた」ヨハネ13:2

ユダの心に主を売る思いを入れたサタンは、私たちの心にも様々な思いを吹き込んで来る。サタンだと思わせないところが、最大の攻撃だ。サタンは姿を隠すので、私たちは、自分が思っているとしか思わない。だがサタンが思いを入れて来る。ある人は、職場で、部署は違うが、同時入社の同僚がいた。親しくなりたいと、しばらく経た頃、食事に誘った。

 

相手の都合の良い時にと、取り交わした。だが、一向に連絡が無い。段々日も過ぎ、心に様々な思いがが湧き上がる。こちらは親しくなりたいが、相手はそうでも無いのでは? もしや相手は自分の事を嫌ってるのでは? 避けられているのではないのか? 何だか段々と疑心暗鬼になって来る。疑いが出て来る。

 

そんな折、それらの事を祈る中で、「サタン!」だと気づかされた。妄想のように、思いが次から次へと吹き込まれる。疑いを入れ、不信感を入れて来る。その直後、相手から連絡があり、非常に忙しい残業の日々が続いていて、やっと一段落したところと。相手は全くの好意的であり、交流を喜んでくれていた。サタンの仕業であった。

 

サタンは、無い事を有るかのように、事実かのように吹き込む。又、有る事を無いことに、白を黒に、黒を白に、自由自在に欺いて来る。サタンの識別を祈り、心をよく見張っていよう。妄想、ネガティブに傾く思いに気をつけよう。そこにサタンが絡んでいる。気づいた時、サタンは立ち行けない。

 

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-ふいに湧いてくる苦い思い、疑い、絶望感など、心をサタンに支配されている事に気づくことが大切だ。聞き流せないなら主との交わりの中に差し出そう。祈りと御言葉でサタンを拒否しよう。