「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません」ヤコブ1:23

聖書が与えられている目的は「すべての良い働きのために、ふさわしい十分に整えられた者となるため」とある。良い働きのために、ふさわしく十分に整えられるためだ。

 

整えられた人格に変えられるため。単に聖書知識のため、知識的に聖書を知るためでなく、人格が整えられるためだ。 人格が変えられるためには、行動が変えられる必要がある。行動が変えられるためには、まず「心に植えつけられたみことばを、素直に受け入れ」る必要がある。主が、御言葉を植えつけて下さるので、私たちは心「素直に」受け入れる事が大切だ。御言葉と同時に様々な思いがよぎる。

 

「そんな事、無理だ、できない」「本当に信じるだけで大丈夫なのか」「やって行けるのか?本当に?」と、素直に受け取らない心が問題だ。常に、疑いや恐れの方を、受け入れてしまっていないか。そして、御言葉は聞くだけでなく、「実行すること」が何より重要だ。実行しない限り、自分が変わることは決して無い。

 

どうすれば実行できるのか。それは御言葉を「一心に見つめて離れない」とあるように、御言葉を常に反すうすることだ。一心に見つめるなら忘れない。思いは行動へと移る。自分が全く変わらないのは、聞いても「実行」していない。実行しないなら、聞いた御言葉もすぐに忘れてしまう。

 

今、あなたに示されている事を「実行」しよう。日々、示された事を「実行」し続けてみよう。そうできるよう祈ろう。「その行いによって祝福されます」。

 

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御言葉を聞いたら、その後は実行しなさいと求められている。自分では絶対しない、出来ないことも主を仰いで行くなら祈りになるのではないか。御心を具体的に行うために祈りはじめよう。