「いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません。わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです」ヨハネ6:63

信仰生活の中で、なかなか気づかないが、生まれつきの古い価値観が成長を阻んでいる事がある。御言葉によらない考え方だ。自分の思い、自分の経験、自分の好み、この世の価値観による考えだ。ストレートな欲や肉はわかりやすい。泥酔やギャンブル、嘘、妬み、憎しみ等は罪だとわかる。

 

それらに苦しめられるが、祈りに持って行ける。祈りに持って行ったなら、なすべき事が一つ一つと示され、解決へと導かれる。それゆえストレートな悪は、よくわかる。だが、自分では良いと思う事も、それが御霊によって導かれていないなら、同じく肉であり神から離れている。

 

そのため、もしその自分が良いと思う思いを、判断や行動の土台に据えているなら、御心と正反対の方向へ向かってしまう。主がこれから苦しみを受け、殺されると話された時、ペテロが「そんなことが起こるはずがない」と否定した。その時、主はペテロに向かって「下がれ。サタン」と言われた。ペテロが良かれと思った思いは、サタンからのものだった。

 

古い価値観や自分が良いと思う考えは、御言葉に基づかなければ、敵に利用されて反対方向へ向かう。だからそれに引き続いて「わたしについて来たいと思うなら、自分を捨て」と言われた。自分の思いを捨てなければ、主について行けない。自分の思いが問題だ。常に、主のみ思いを求めて行こう。

 

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良いと思ったことは迷いがないく祈っても良いとしか思えない。正しいと思う時こそ気をつけたい。いつも自分のプランを主に預ける気持ちで祈り、御霊の導きを仰ごう。いつも御心の真ん中にいたい。