「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」ローマ8:28

ジグソーパズルをした事があるだろうか。何百とのピースがあるが、一つ一つのピースがそれぞれの埋まるべき所に埋まると、素晴らしい絵が完成する。感動ものだ。一つ一つのピース自体だけを見ると、断片でわけがわからない。一つ一つはよくわからないが、それぞれのはまるべき場所にふさわしくはめ込んで行くと、何もかもが変わり見事な絵が出来上がる。

 

一つとして無駄なピースはない。全ピースが不可欠だ。でなければ素晴らしい作品が完成しない。私たちの日常に起こる一つ一つの出来事も同様だ。「なぜ?」「どうして?」と戸惑う事が多い。その時には理解できず、わけがわからない。しかし、それら一つ一つの出来事に、神の計画と意図がある。

 

ピースが埋まって、序々に全体像が見えて来ると、どのような作品かが、明らかになるように、時の経過と共に、主のお心がわかって来る。一つ一つの出来事を、後で繋ぎ合わせた時に、ピタリとはまって解き明かされる事を、経験した事があるだろう。一つ一つが繋がって、主の言わんとしておられる事が見えて来る。

 

一つとして無駄な出来事は無い。今、試練の中だろうか。今、理解は出来ないが、それは主の御手から来ている。一羽の雀さえ父のお許しなしには地に落ちない。神のなさる事は、時にかなって美しい。今はわからないが、信仰によって受け入れよう。それがベストだったと、後でわかる。

 

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益となるとはとても思えない今の試練が、神からのものと信仰で受け取れたなら、全ての過程を神と共に歩めるのではないか。願い通りの結果ではなかったとしても、それは益であったと言いたい。