「感謝のいけにえをささげる人は、わたしをあがめよう」詩篇50:23

ある女性が、その週の礼拝で「すべての事について感謝しなさい」のメッセージを聞いた。心に響いた。神は独り子を賜うほどに愛していて下さる。神には完璧な私へのご計画がある。一羽の雀さえ、神の許しなしには地に落ちない。全主権と支配が神にあるなら、それなら日常に起きるすべての事が感謝だと思えた。

 

特に運転が下手で大の苦手なのだが、その週に運転中、知らずに狭い行き止まりの路地に入り込んでしまった。方向変換もUターンもできず、そのままバックするしかない。ギリギリだ。角がどうしても曲がれない。パニックになる。何度も切り返して、ガガーッ!と大きな音を立てる。

 

その内、人々が何事かと出て来る。ますます焦って、頭に血がのぼり、わけがわからなくなり、どうにもならない。そこで「神様!」と一瞬心を静めた。神に心を向けた。瞬間その週のメッセージが来て、「神様、バックできない事を感謝します。助けて下さい」と祈った。すると心が変えられて、あれほど焦っていた心が何だか落ち着いた。

 

ゆっくりゆっくりと急がず慌てず、少しずつ少しずつ動かす事ができ、祈りながら対処できた。すると、無事抜け出すことができた。しかし、その事以上に、主を呼び、主が瞬間にも御言葉思い起こさせ、主が働いて下さったことに喜びが溢れた。すべての事が主権の中で起きている事、ご計画があり、最善以下の事は決してされない事、感謝する事はその神を認める事だ。

 

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御霊の助けにより御言葉の確かさや主を経験するとき、苦しみに出会っても感謝の祈りが湧き上がる。主を身近に感じられることが何よりも嬉しい。