「必ず、わたしの考えたとおりに事は成り、わたしの計ったとおりに成就する」イザヤ14:24

イスラエル王アハブは、ラモテ・ギルアデをアラムから一緒に取り返そうと、アラムと戦うよう、ユダ王ヨシャパテを誘った。するとヨシャパテ王は、まず主の言葉を聞くことを要請した。それでアハブ王は預言者400人を集め、伺いを立てた。彼らは全員、上って行くようにと言った。

 

しかし預言者ミカヤは、一人正反対の預言をした。アハブ王が偽りの霊に惑わされている事、殺される事を告げた。だが結局、アハブ王とヨシャパテ王はアラムに攻め上った。アハブは巧く逃れ、自分は助かろうとして、ヨシャパテに王の服を着せ、自分は変装した。何と敵を欺いて、ヨシャパテを狙い襲わせ、自分は逃れようとした。

 

しかしアラム王の命令は、イスラエル王アハブだけを狙えというものだった。敵は、ヨシャパテをイスラエル王と間違い攻撃をしかけたが、ヨシャパテが主に祈った時、敵は、彼が王でないとわかり、引き返した。神の関与だ。そして一人の兵士が、何げなく放った矢が、何とアハブに的中し、刺さり、アハブ王は死んだ。

 

別に彼はアハブを狙ったわけではない。何げなく放っただけだ。ここに神が関与し働かれた。そしてミカヤの預言が成就した。神の完璧な主権と支配を見る事ができる。人がどう画策しようと、神の御心が成就する。厳粛な事だ。それゆえ、神に、人生も自分自身も委ねるのが最善だ。あなたへの最善のご計画が一つ違わず、成し遂げられる。そして、安んじていることができる。

 

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全てが神のご支配で、御心が計られて今がある。耐えられないような試練の中であっても、それを必ず神が最善のために働かせてくださると、確信していられるのは何という平安だろう。