「その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません・・しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです」ヨハネ14:17

御霊は、私たちの内に住み、生活を導かれる。慰めや励ましを与え、進路を示し、平安を与え、又、取り去り、信仰生活を導き、教え、助けられる。御霊の解き明かしにより、御言葉を悟る事ができて、神の御心がわかる。御霊によらなければ、何一つ悟れない。

 

神の御声がいのちを持ったものとして聞け、理解できるのも御霊による。「いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません」人間的なものは、霊の理解においていっさい役立たない。御霊は私たちの内に志を与え、願いを与え、事を行わせて下さる。肉の思いか御霊からのものか、祈って識別する事が大切だ。

 

特に強い願いには、自らの主観が入り込む事も多いからだ。御霊ではない、肉の思い、自分の思いかも知れない。自分の内にあるその志は、「御言葉と合致するか」絶対に御言葉に反する方向に導かれる事はない。「神の栄光が現れるか」「自己中心な欲望ではないか」「動機は、愛か」「他の人の徳を高めるか、つまずきにならないか」 。

 

「平安があるか」等で、試すことができる。不安があるなら、その不安の旨を主に告げ、不安が無くなるまで、祈り続けるとよい。御心なら、心に必ず平安が与えられる。御霊は主イエスを証しし、主がどのようなお方であるかを教え、又、主のお心を教えて下さる。日々の生活で御霊の導きによく目を向けていよう。御霊はあなたを力強く導いておられる。

 

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自分の思いは御霊の導きを簡単に否定してしまうが、いつまでも御霊の平安がない。聖書を通して語られる御霊の声を祈り求めていこう。御言葉を外れて導く声を消していこう。