「悪魔はすでにシモンの子イスカリオテ・ユダの心に、イエスを売ろうとする思いを入れていたが・・」ヨハネ13:2

あなたの心を見張り、見守れという箴言の言葉があるが、自分の心を見張る人など無いと言われている。見るもの、聞くもの、思うものに全くの無防備状態だと。しかし悪魔の攻撃は、私たちの「思い」が標的だ。イスカリオテ・ユダの思いに、主を裏切る「思い」を入れた。「悪魔は・・ユダの心に・・思いを入れ」の通りに。

 

ユダは、悪魔が持ち込んだ主を裏切る思いが「自分の思い」ではなく「悪魔の思い」である事に気づかなかった。そしてやられてしまった。24時間中、瞬間瞬間に、サタンからの思い、「火矢」はすべての人に臨むが、ユダはサタンからの思いを拒否せずに、心の中で温め、「欲がはらむと罪を生み」の通りに、心で妊娠させてしまった。

 

サタンが吹き込む「思い」を受け入れ、はらんではならない。これに対抗する武器は御言葉だ。サタンが吹き入れる思い、妬みや怒りや批判、それ自体は全く罪ではない。自分ではなく、サタンが吹き込んでいるのであり、自分は関係無い。しかし、それを拒否せず、同意し、心の中に受け入れ、妊娠させるなら罪となる。

 

サタンが邪悪な思いを入れて来る時に、憎悪や裁きなら「他の人に不満を抱くことがあっても、互いに赦し合いなさい」により拒絶する事だ。又不安や思い煩いかも知れない。「思い」がその人を造るので、力の限り心を見張り、神のみ思いで心を満たす必要がある。心を御言葉で満たして行く訓練が必要だ。普段の心の「思い」に目を留めていよう。「思い」が、自分自身を形造る。

 

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いつも御言葉に触れ、主を見て、主の導きに応える生き方をしよう。恐れ、思い煩いなど様々な思いが来るが、主はなんと言って下さっているか、御言葉でサタンの声を打ち消そう。