「イエスは彼らに、『誘惑に陥らないように祈っていなさい』と言われた」ルカ22:40

「サタンに機会を与えるな」と御言葉は言っている。サタンは常に私たちの隙を虎視眈々と狙っている。隙さえあれば、足場として入り込める。カインはアベルへの憤りと妬みで、サタンに機会を与えてしまった。

 

罪を治めよと言われたのに、罪に飲み込まれ、アベルを殺害してしまった。 サウル王はダビデへの妬みで、サタンに足場を与えてしまった。罪に支配されてしまい、殺害のためにダビデをつけ回した。主のもとに行き、助けを求め、悔い改めて、罪から離れたならどんなに幸いだったろう。できない自分をありのまま主のもとに持って行く時、主は助けて下さる。

 

主を愛し、主によく仕えていたダビデだったが、王になった時に、バテシバを見て、サタンに機会を与えてしまった。主を仰ぎ、助けを求めずに、サタンの誘惑に負けてしまった。誘惑が来た時に、主を呼び、祈ればよかった。そうせずにバテシバを連れて来させ、姦淫の罪を犯してしまった。ダビデはその後、どんなに苦しくつらい日々となったろう。サタンは巧妙に、私たちの欲のある所につけ込んで来る。

 

サタンは、私たちの内側をすべて見ていて、どこを揺さぶればよいかを熟知している。的確に攻撃して来るので、祈りが無いとやられてしまう。サタンがいつも来ている箇所であり、わかるはずだ。そこの所を祈りで武装していよう。祈っているなら、誘惑が来た時に気づける。気づけたなら、主のもとへ飛んで行ける。

 

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サタンの誘惑が来ていると気づけるように、朝から祈って一日を始めたい。サタンの攻撃に身構えていよう。いつも来る誘惑には御言葉を用意し、祈りと御言葉で身を守ろう。