「彼らが喜びの声、賛美の声をあげ始めたとき、主は伏兵を設けて、ユダに攻めて来たアモン人・・を襲わせたので、彼らは打ち負かされた」Ⅱ歴代20:22

ユダ王国がアモン、モアブ、セイルの大軍に攻められて、絶体絶命の事態となった。ヨシャパテ王は、主を求めて全国に断食を布告した。民も主を求めた。このおびただしい大軍に、もうどうすればよいかわからないと告白している。あなたに目を注ぐのみと。

 

その時、主の霊によりヤハジエルが「大軍に恐れるな、気落ちするな、この戦いは神の戦い、主が共にいる。明日、彼らに向かって出陣せよ」と告げた。王はその言葉を受けて、民に主を信じ、前進するよう励ました。その時に、賛美隊が軍の先頭に立って「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで」と賛美の声を上げた。

 

戦う前に、すでに得たりと感謝した。すると、主は伏兵を設けて、攻めて来た敵の大軍を襲わせたので「彼らは打ち負かされた」。敵の死体が野に転がっていて、逃れた者は一人もいなかった。神が奇跡を起こされ、大勝利した。出陣となった時は、現実には、敵はおびただしい大軍だ。人間的に見るなら100%勝ち目はない。恐怖で、おののき、ひるんでしまいそうだ。

 

しかし、主を信じ、賛美の声を上げた時に奇跡が起きた。「地のすべての王国が、神がイスラエルの敵と戦われたと・・聞いた時、神の恐れが彼らの上に臨んだ」。今、大きな問題が立ちはだかっているか。主の戦いだ。主を信じて、感謝を献げ、主の示し通りに従おう。主は伏兵を備えて下さっている。

 

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失敗するときは、戦う前から最悪を想定し不信仰になっている時ではないだろうか。目の前の戦いに主がいて主が戦ってくださること忘れず、恐れないで信じ続けよう。