「そこで人々は、彼らの食料のいくらかを取ったが、主の指示を仰がなかった」ヨシュア9:14

祈らないで、主を求めずに、事を行ってしまって、失敗した経験は無いだろうか。その場のなりゆきで、高価な物を衝動買いし、必要な物でも、欲しい物でも無かったと後悔したり、祈らないで思いつきで、活動を始めてしまい、途中で様々な障害にぶつかり、結局頓挫してまう。一見どんなに良いと思える事でも、祈らないで、肉の思いで始めてしまうと、挫折してしまう。

 

ある人は祈らないまま、目の前に来た高額バイトに飛びついた。しかし余りの多忙にデボーションの時間が取れないまま、どんどん神から離れ、本末転倒の生活を示され、途中で辞めた。ある人は御心を求めないまま、高額報酬の仕事に転職した結果、やはり早朝出勤深夜帰宅で、仕事の内容も高度で、残業も多く時間無く、身体もクタクタに疲れ、教会へ行けなくなってしまった。

 

ヨシュアがギブオンの住民たちに騙されて、盟約を結んだ箇所がある。ギブオン人たちが計略し変装して、遠くから来たと思わせて欺いた。実は自分たちの中に住む近隣の者たちであった。この時、対応するのに「主の指示を仰がなかった」とある。主を仰がず、肉で判断すると、道を間違ってしまう。刈り取りも来る。

 

私たちも心して、日常生活、祈りつつ主の指示を仰ぎながら歩もう。あの決定、この判断に主を仰ごう。結局、肉で始めた計画は中途半端となり、完成に至らない。よく祈り、平安与えられ、確信を持って前進しよう。それは「主と一つ」に進める幸いな歩みだ。

 

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思わぬ好機がくるとつい祈らず乗って行ってしまう。祈るまでもないと行動が先になる時には気づきたい。衝動的な歩みが守られるよう、主に祈り、主と共に歩みたい。