「わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ」イザヤ55:11

ある女性が田舎住まいだった。山に囲まれ、日没後は街灯は無く、真っ暗だ。ある時、帰りが遅くなり、うっそうとした林道を通るが、恐ろしくて通れない。何とか歩を進めようとするが、恐怖で足がすくんで、固まってしまい動けないのだ。どうしても動けず、どうにもならず、その場で主に叫び祈った。

 

その時に突然「インマヌエル」「神は私たちと共におられる」との御言葉が光のように臨んだ。主が共におられる!がリアルに臨んで来て、その場がパッと明るくなったように感じた。「インマヌエル!」すると主と共にその林道を通り抜ける事が出来た。その「インマヌエル」の経験は、後の信仰人生にも大きな励ましとされた。

 

別の女性は、両親が不仲で、毎日のように喧嘩していた。争いになると苦しくてたまらない。心が引き裂かれるようだった。ある時、どうしても耐えきれず、教会に来た。事情を聞き、一緒に祈り、御言葉を一緒に読んだ。

 

「異邦人の中にあって、りっぱにふるまいなさい。そうすれば、彼らは、何かのことであなたがたを悪人呼ばわりしていても、あなたがたのそのりっぱな行ないを見て、おとずれの日に神をほめたたえます。人の立てたすべての制度に、主のゆえに従いなさい」

 

「人がもし、不当な苦しみを受けながらも、神の前における良心のゆえに、悲しみをこらえるなら、それは喜ばれることです」「善を行なってなお苦しみを受け、それを耐え忍ぶとしたら、それは、神に喜ばれることです。あなたがたが召されたのは、実にそのためです」一緒に聖書の御言葉を読んでいると「私、帰ります」と。「心が平安になりました」と。

 

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御言葉には力がある。「わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです」。御霊の力があり、いのちがある。御言葉により、死人も生き返り、干からびた骨も生き返る。御言葉を求めよう。御言葉によって歩めるよう祈ろう。