「わたしは、あなたがたに悟りを与え、行くべき道を教えよう。わ たしはあなたがたに目を留めて、助言を与えよう」詩篇32:8

 

 よく聞く話だ。航海中、ある乗客が船長とデッキに立っていた。その乗客は、船長に尋ねた。「こんな真っ暗な夜に、どうやって港に入ってゆくのですか?」船長はこう言った。「あそこに三つの灯が見えるでしょう。あの三つが重なって一つに見えるようになったら、船が港の入り口に着いたいうことです」。

 

これは神の御心を求める時も同様だ。神の御心を知るために、次の三つが一致する必要があって、待たなければならない。その三つは、御言葉と祈りによる内なる平安と環境だ。すなわち、神が御言葉を与えて下さるのを待ち、又祈りを積む中で、心の中に平安が臨むのを待ち、環境の門が開かれるのを待つ。

 

この三つが一致する事が必要で、一致しない内は行動を起こさず、続けて祈って待った方が良い。この三つが揃うとゴーサインだ。もし環境が閉じられるなら、それは御心ではない。他に更にふさわしい道が備えられている。御心の門はひとりでに開いて行く。人生の重要な事柄に関しては、この原則に基づいて、三つが一致し、なおも祈り、平安が変わらなければ、進めば良い。

 

日々の生活での些細な事柄は、神が与えて下さった知性をもって、常識をもって判断すれば良い。しかし重大な選択については、必ず明確な導きを示されるようよく祈り、主のお心を求めることが大切だ。主は私たちを、御心の道へと導きたいと願っておられるので、求めるなら、必ず示して下さる。

 

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進むべき道を主に祈ると御霊は真っ直ぐに聖書を開くように導かれる。御言葉、平安、環境をよく見ながら導きを確認しよう。自分の強い思いや世のマニュアルではなく主が悟らせてくださる。