「わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない・・わたしの望む事を成し遂げ」イザヤ55:11  

 

、ああなって欲しい、こうであれば良いのにと、様々な思いがある。それは自分の気持ちとして、祈れば良い。しかし、わきまえておくべき事は、「わたしの望む事を成し遂げ」とあり、主が語られた言葉が、成就するということだ。主の口から出る言葉を、主ご自身が成し遂げる、と言われている。主の意志が物事を実現させる。だから主が語られた御心が大切だ。

 

しばしば主が願っておられると、「自分が」思う事を、主の御心と勘違いしてしまう。強い願望のゆえに思い込んで、勘違いしてしまう。だが成就しないので、いぶかる。ある人が、これこそ御心と思ったが、成就しなかったと証しした。後にそれは、「主が」望む事ではなく、主のためにと「自分が」望む事だったと気づかされたと。

 

主の「わたしの望む事」でなく、肉が望む事であった。主の口から出た言葉だけが成就する。どうすればよいのか。まず自分自身の意志を明け渡そう。自分の強固な思いが、御心を知ることを妨げてしまう。そして、もし主の言葉が臨んだなら、その言葉から目を離さず握っていよう。

 

その約束は、なかなか実現せず、一体どうなっているのかと思う事もあり、何年も祈り続ける事もある。遠回りに見えて、忍耐が必要かも知れない。しかし主の言葉は「必ず」成就する。主が働かれるので、その言葉の通りになる。だから、約束はすでに得ている事になる。神の時に、目に見える形で現れて来る。

 

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大きな問題はすぐ解決しなければ不安になり、強い願いは思い通りの答えが欲しいが、同時にそうでなくても自分の思いをはるかに越えた主の最善がなることも知っている。主に結果をお委ねしよう。