「愚か者は自分の怒りをすぐ現わす。利口な者ははずかしめを受けても黙っている」箴言12:16  

 

「怒っても、罪を犯すな」ともあり、怒り自体が悪と言っているのでなく、罪へと増幅させるなと言っている。怒りを根に持つと、恨みや憎しみ、敵対心へと増長させて行きやすい。「悪魔に機会を与えるな」とあるように、悪魔に足場を与えてしまう。そうすると、根深い恨み、憎しみは、強い復讐心へと発展して行く。そのため「怒ったまま、日が暮れることのないように」と言っている。そのわだかまりを、解決するようにとのことだった。怒りは、そのままにすると、憎悪、恨みへと実が熟して行ってしまう。悪魔は、憎しみや妬み、恨みに乗じて来る。それら肉の思いに悪魔が絡んで来て、どんどんネガティブな思いが膨らむ。思い当たるだろうか。

 

怒りにより、冷静さを失ってしまい、ひどく感情的になり、取り返しのつかない暴言や行動に出てしまう。人間関係を、信頼関係を、破壊して行く。後で冷静になり、ひどく後悔する。悪魔にやられたと気づく。失敗を繰り返さないために、対人関係で感情的になってしまうが、そんな時、まず主を仰ごう、主を呼ぼう。心で祈る時、発する言葉が主により変えられる。言葉が守られる。

 

言葉は一度発すると、取り返しがつかない。謝罪して、回収する事になる。恨みつらみでいっぱいの時は、悪魔の攻撃が来ている。すぐに主を呼ぼう。助けが臨む。自分で復讐せず、主に委ねるよう、祈ろう。

----------

怒りの対処を間違わないようにしよう。怒っても主に委ねよう。怒りに身を任せるとサタンに絶好のチャンスを与える。煽られ怒りが増幅するばかりだ。落ち着いて祈り静かに主に委ねよう。