「私はあらゆる時に主をほめたたえる。私の口には、いつも、主への賛美がある」詩篇34:1  

 

 主は賛美を喜ばれる。「けれども、あなたは聖であられ、イスラエルの賛美を住まいとしておられます」ともあり、主は賛美を住まいとされ、そこに住まれる。そして賛美には力がある。「あなたの力を主が喜ばれるから」ネヘミヤ8:10の別訳は「主を喜ぶことは、あなたがたの力である」だ。

 

イスラエルに敵が攻めて来た時、余りにもおびただしい大軍で、もうどうしてよいかわからない、ヨシャパテ王は祈った。その時に「恐れるな、気落ちするな。明日出陣せよ」と言われ、主が共にいるからと。その時に、王と民は、主の前にひれ伏して、礼拝した。レビ人たちは「大声を張り上げて」力一杯主を賛美した。

 

そして翌朝、強靱、屈強な精鋭部隊を前線に出したのでなく、賛美隊を最前線に出したのだ。彼らが喜びの声、賛美の声を上げ始めると、主の伏兵が敵を襲ったので、敵は打ち負かされた。大勝利であった。礼拝と賛美は大きな力がある。主を喜ぶ事は力であり、私たちが主を喜び、賛美して行くとサタンは立ち行けない。サタンが逃げ出すのだ。サタンは主を喜ぶ事や、主に感謝する事、主を賛美する事を非常に嫌う。大嫌いだ。

 

サタンは失望落胆が大好きで、思い煩いや怒り、不安、不満、憎しみ・・それらはサタンの食物で、そこに足場を得てしまう。増殖して行く。しかしどんな苦しい、悲惨な状況の中でも、主に感謝して行く時、主を誉め讃えて行く時、サタンは足場を失う。サタンの居場所は無い。敗走せざるを得ない。賛美と感謝の力を覚えよう。

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あらゆる局面を感謝と賛美から始めるなら、自分の力、人の力に一喜一憂せずに済むのではないだろうか。感謝をもって賛美し主は全ての拠りどころだと宣言しよう。 

 

  発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係