「悪魔に機会を与えないようにしなさい」エペソ4:27

主は、愛し合い、建て上げ、一致へと導かれるが、悪魔は、さばき、憎み、破壊、分離を引き起こすように働く。悪魔はとにかく一致を壊し、分裂させたい。争いを引き起こし、互いに疑心暗鬼にさせ、敵対させる。誰かの言葉や態度に、カチンと来た時に、私たちが怒りを覚えると、悪魔はそれを更に増幅させるよう、たきつけて来る。

 

この時も、あの時もと、思いの火矢の攻撃で、怒りを増大させる。背後に悪魔が働いている。悪魔に気づく時に、変化が出て来る。祈りに持って行けるし、主に拠り頼める。「日が暮れるまで憤ったままでいてはいけない」と。それは悪魔に機会を与える事になると。

 

怒りは悪魔に足場を与え、機会を与えるので要警戒だ。怒りがあると、次々と悪魔は思いの火矢を吹き込み、燃え上がらせる。又、自分では怒っていないと思っても、実は心の奥では相手を責めて、さばいていたりする。自分は正しく、悪いのは相手だと思っている。自分の中の恨みやさばく心や敵対心を認めて、御前に悔い改めよう。

 

主は豊かに赦して下さる。主からまず赦しを受け取る時に、相手を赦して行ける。人を愛する時、心は平安に満ちる。赦せない思いを持つと、それが恨みになり、怒りになり、憎しみになり、サタンの策略に、術中に、はまってしまう。主は互いに赦し合うようにと言われる。今、赦せない思いや、裁く思いがあるなら、主のもとに持って行こう。主に向かえば、必ず平安へと導かれて行く。

 

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天に帰るまでは、日々悪魔との戦いだ。最大の攻撃は悪魔を忘れさせる事だ。悪魔の攻撃に気づかないまま、延々思い煩い、妬みや憎しみに囚われ、怠惰にずるずる過ごしてしまう。一日の始めに悪魔を識別できるよう祈ろう。御霊が気づかせて下さり、主を仰げる。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係