「主に向かって歌う者たち・・彼らが武装した者の前に出て行って、 こう歌うためであった『主に感謝せよ。その恵みはとこしえま で』」Ⅱ歴代20:21

 

 ヨシャパテ王のもとに、モアブとアモンが攻めて来た。おびただしい大軍だった。王は恐れて、ユダ全国に断食を布告し、ひたすら主を求め祈った。ユダのすべての人々が主に祈った。自分たちにこの大軍に立ち向かう力は無く、どうしてよいかわからない、主に目を注ぐのみだと。

 

 すると、主はレビ人ヤハジエルを通して語られた。恐れるな、気落するな、この戦いは主の戦いだからと。主が共にいるから恐れず出陣せよと。これを聞き、王はひれ伏して、礼拝し、主を賛美した。歌う者たちが賛美をし、喜びの声、賛美の声をあげ始めた時、主は伏兵を設けて、奇跡的勝利を与えられた。主が戦われ、主のみわざであった。

 

主に賛美と感謝を献げた時に、主ご自身が力強く働かれたのであった。私たちも問題への対応を教えられる。目の前の問題、困難だけを見ると、おびただしい大軍であり、私たちは圧倒され、飲み込まれ、身動き取れず敗北だ。しかし王のように、まずその問題を主の前に持ち出し、主を求め祈ることだ。自分の思いと力で対応せず、主に祈り、主に委ねる。

 

すると主は答えて下さり、御言葉を語り、励まし、なすべき事を示される。その通りに従い、感謝し、賛美を献げる時、主が勝利を与えて下さる。問題が解決して行くのを見る。多くの人々が経験して来た。感謝には、大きな力がある。今、思い通りにならない目の前の問題を、主に感謝しよう。その時、主はその問題に働いて下さる。

 

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王はおびただしい大軍の攻撃に、王は正しい対応をし、まず主を仰いで祈った。王のように、まず主に祈ろう。そして感謝には不思議な力がある。恐れや不安が消えて、心が落ち着いて来る。感謝は、サタンに足場を与えない。心が守られ、信仰へとつながる。、、

 

 発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係