「こういうわけで、なすべき正しいことを知っていながら行わないなら、それはその人の罪です」ヤコブ4:17

 

 「すべての事を、つぶやかず、疑わずに行え」ともあり、御心を行おうとする時に、つぶやきや疑いが、私たちの心に湧く。経験するだろうか。御心を行おうとする時に、不思議に妨げが来る。「本当に御心か?」「自分の間違いでは」「神がそんな事を言われたのか」。御心が好きでない場合は、つぶやきが来る。「何で私が?」「したくない」「嫌だ」「無理」「私には難しい」「どうせやってもだめだ」

 

そして数々の言い訳が出る。理屈をこねる。不満タラタラで、出来るなら回避したい。だが、しぶしぶであっても、意志を向けて従うと、思いを越えた素晴らしい祝福を受ける。心が平安と喜びに満ちる。従って良かった、もっと早く従えば良かったと思う。誰しも経験するところではないだろうか。

 

逆に言えば、御心を行う時に、悪魔からつぶやきと疑いの誘惑が来るということだ。悪魔は何としても、私たちへの祝福を妨げたい。御心に従わせたくなくて妨害する。そのために「祈り」が備えられている。御心が行えるよう、助けを求めて祈る事が出来る。その祈りに答えて、主が成し遂げさせて下さる。

 

普段の生活で状況判断は大切だ。思慮無く、準備も無く、やみくもに突き進むのは違う。だが。主が御心を示して下さったなら、必要な力は主から来る。だから必ず成し遂げる事ができる。そして大きな祝福とされ、平安と喜びに満ちる。もし今、示された御心に対して、つぶやきと疑いにある状況なら、「行いなさい」が導きだ。主と共に実行しよう。

 

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御心がわかり、行おうとする時に、悪魔の攻撃が来るのはよく経験する。心が重くなったり、実行をずるずると延ばそうとしたり、祝福を奪いに来る悪魔だ。なすべき事がわかったら、従えるよう祈ろう。祈りにより、主が従う力を与えて下さる。

 

 発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係