「ヨシャパテは恐れて、ただひたすら主を求め、ユダ全国に断食を布告した。ユダの人々は集まって来て、主の助けを求めた」 Ⅱ歴代20:4

 

 私たちは突如の窮地に陥った時にどうするだろう。ユダにモアブとアモンが襲い来て窮状の中、ヨシャパテ王は、全国に断食を布告し、ひたすら主を求め祈った。現状を主に祈り、拠りすがった。すると主はヤハジエルにより語られた。「この戦いは神の戦い」であり、主が共にいるから恐れず出陣せよと。これを聞きヨシャパテはひれ伏し、礼拝し、主を賛美した。

 

主の言葉を信じ、歌う者たちが賛美をし、喜びの声、賛美の声をあげ始めた時、主は伏兵を設け、主の言葉通りに敵は全滅し、奇跡的勝利を与えられた。主の働きであった。私たちもどうだろう。その悩み、問題だけを見ていると、圧倒され、思い煩いと不安に飲み込まれ、敗北してしまう。

 

又、その問題を避けたり、逃げたりしても、また必ず同じ問題にぶち当たる。だがヨシャパテのように、まず問題を主の前に出し、主に祈る事ができる。自分で対処しようとせず、主に申し上げお委ねしよう。単に問題解決だけでなく、その問題を通し、砕き、練り、主のかたちへと造り変えられる。

 

そこが大切だ。主は答えて、御言葉を送り、励まし慰め指針を与えて下さる。その言葉を信じ、感謝し賛美して行く時、主が戦われ勝利を受け取る。御言葉を信じて、感謝を献げる事は信仰だ。目の前の状況に主を認める事になる。

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嵐のような状況の中で出来るのは、ヨシャパテのように自分は無力でどうすればよいかわからないと主に訴える事だけだ。主は嵐の中で答えてくださる。弱いままで主を認め立ちつづけよう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係