「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい」へブル12:2

その前の節で「いっさいの重荷とまつわりつく罪を捨てて走ろう」と言っている。思い煩い、不安、心配事、問題があるだろうか。又、常にまとわりついて悩まされている罪、習慣があるだろうか。足もとにまとわりつき、からみついていては、歩く事はおろか、走る事などとてもできない。あなたのまとわりつく罪は何だろう。

 

絶えず悩まされる嫌な相手、ライバルへの妬み、傷つけられた相手への憎しみ、処罰感情、性的な罪、噂話や悪口、怠惰、イライラ、さばき、いつも主に告白して悔い改めては、繰り返してしまうだろうか。いつも、とがめがありつらくなるだろうか。それなら「心が元気を失い、疲れ果てて」しまう。信仰生活が目標を目指して走るどころか、ヘトヘトで、あえぎあえぎになってしまう。

 

こんな時は一人で悩まず、一緒に祈ってもらうと良い。「互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。いやされるためです」罪を告白し、祈り合う時、癒やされ、祈りが聞かれ、主の力が働く。そして「イエスから目を離さないでいなさい」今、何を見ているだろう。目の前のつらい苦しい状況だろうか、それなら落ち込むだけだ。心が暗くなり、重く苦しく、真っ暗な底に沈んで行く。

 

「イエスから目を離さないでいなさい」目の前の大変さでなく、主を見上げる時、どんな時も希望がある。問題の解決を、御霊が一歩一歩、御言葉を通して教え、なすべき事を示し、行う力を与え導いて下さる。必ず乗り越えさせて下さる。導きを求めて祈ろう。

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一人で抱え思い悩むと暗い方へと向かっていく。結果を主にお任せして、主から目を離さずにいよう。主がら目を離したら、痛くて苦しいだけになってしまう。

 

 発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係