「入って来るときには、彼女は、ほかの女のようなふりをしている」Ⅰ列王14:5

ヤラベアム王は、子供が病気になった。そこで妻を変装させて、預言者アヒヤのもとに、子供がどうなるかを聞いてくるようにと遣わした。だが主は前もってアヒヤに、その妻が来る事、変装の事を告げておられた。しかしなぜ、王は妻を変装させる必要があったのか。それは、王が神に従わずに、偶像礼拝をしていたからだった。

 

自分のために鋳物の像を造り、神の怒りを引き起こし、神を捨て去っていた。それで自分を隠すために変装する必要があった。私たちも都合の悪い時には、本当の自分を隠すだろうか。弱さを隠し、変装してしまう。弱みを絶対に知られたくない。しかし弱く無い振りをする事は、自分でない他人のようになり、変装する事になる。

 

「なぜ、ほかの女のようなふりをしているのか」。主の前に、正直に自分の本当の姿を認めることが、大きな祝福の始まりだ。弱さをありのまま認めて行く時に、自分でない他人の振りをする必要がないので、解き放たれる。プライドの重い荷が落ちて、楽になり、あるがままでおれる。信仰生活が生き生きと喜びとなる。

 

あなたはプライドゆえに、自分でない振りをして、窮屈な喜びのない信仰生活だろうか。まず変装し、良い人の振りをしている事を認め、あるがままの姿を主に告げよう。その時、全面的に受け止められていて、どんなに愛されているかを知り、経験して行ける。

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出来るふり、良い人のふりで疲れていると気づけたら感謝だ。困窮していると認めて主を仰げる。本当に出来ません、困っていますと主に祈り求めていける。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係