「ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行いがあるからです」ヤコブ3:16

神は、私たちに御声をかけて導かれる。そしてサタンも神と同じ事をし、私たちに語りかけて誘惑して来る。しかしそれは、神から私たちを離すためだ。主は、荒野でサタンの誘惑に会われた。サタンは御父から離そうと攻撃して来る。主は荒野で二つの声を聞かれた。御父の声とサタンの声だ。

 

私たちも御心を求めようとする時、主の御声とサタンの声がある事に要注意だ。よく心していよう。でなければ二つの声を間違ってしまい、サタンの声を神の声と思ってしまう。特に御心を求める時に、まず大切な事は、よく心を静めて、御霊に心を探って頂いて、罪があれば必ず悔い改めることが必要だ。

 

特に、妬みや憎しみ、敵対心があり、心に苦みをそのままにしていると、罪や肉が混じって、自分の思いやサタンの吹き込む思いを、御心と間違ってしまう。自分の都合の良いように御言葉を解釈してしまう。心に苦みがあると、正しい判断が出来ない。それでは御心から離れてしまう。あなたの心に、今、苦い根はないか、妬みや憎しみや赦せない思いは無いだろうか。よく御霊に探って頂こう。

 

一つ一つ言い表すなら、その罪を赦し、すべての悪からきよめて下さる。きよめられて、御心を求める時、主の御声がさやかに聞こえて来る。上からのものは純真、平和、寛容、温順・・あわれみと良い実に満ちている。苦いものは、上からのものではない。いつでも悔い改める事ができる。御霊の導きに従う時に、動機も守られ、御霊の判断にあずかって行ける。

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妬みや憎しみの苦い思いは心の奥底に隠していたい。その闇でサタンに煽られてしまう。苦い思いを主に悔い改め、主に喜ばれる動機で動いていこう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係