「だから、聞き方に注意しなさい。というのは、持っている人は、 さらに与えられ、持たない人は、持っていると思っているものまで も取り上げられるからです」ルカ 8:18

聞き方に注意せよと言われている。どのように聞くかは非常に重要だと。なぜなら、その聞き方次第で更に与えられ、又、反対に、持っていると思うものまで取り上げられると。何を聞くのか。聖霊によって語りかけられる「御言葉」だ。祈りつつ素直に、真剣に御言葉を聞いて行く時に、真理を知り、主ご自身を知って行く。

 

そして御言葉は鏡なので、自分自身の姿も照らし出される。その自分が見せられ、取り扱われ成長して行ける。つまり更に与えられて行く。だが御霊による語りかけに注意を払わず、御言葉を聞こうとしないなら、何も始まらないだけでなく、どんどん耳が鈍くなってしまう。その内に聞こえなくなって行き、そして持っていると思っているものまで取り上げられると。

 

豊かな実を結ぶためには、種である御言葉が必要不可欠だ。「種」なしに、実が成る事はあり得ない。そして「土壌」は、私たちの心だ。よく耕された土壌に「種」が植えられると豊かに結実する。だから「聞き方」は非常に重要だ。私たちの聞き方はどうだろう。心素直に「教えて下さい、信じて従います」とへりくだった態度で、御言葉に聴いて行く時に、更に教えられる。

 

そして、それを実行して行く時に、豊かな実を結んで行く。御言葉をしっかりと心に据えて行く時に、自分で輝くのではなく、主があなたを輝かせて下さる。成長のため、結実のため、どうしても御言葉が必要だ。主の語られる言葉に真摯に耳を傾けよう。

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主以外のものに心が奪われている時は、なかなか御言葉が聞けない。心が導かれて、渇きが与えられるように。御声に耳を傾けられるよう祈ろう。「あなたのみことばは、私の上あごに、なんと甘いことでしょう。蜜よりも私の口に甘いのです」心を傾けさせて下さる。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係