「わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたし のくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに 安らぎが来ます」マタイ11:29

主は、わたしのもとに来よと、常に招いておられる。そのままで今すぐ「来よ」と。私たちは、このままでは行けないと思う。人を訪ねる時どうだろう。手みやげがいる・・と思い、頂き物をすると、お返しが・・と考える。罪を犯すと、ちょっとはましになって、主のもとへと思う。こんな自分ではダメ、とても御前に行けないと思い、ますます主から遠ざかる。

 

頭ではわかるのだが、良い子が受け入れられ、悪い子はだめとの根深い価値観からだろうか。又、まず主のもとへ行くのでなく、自分の力でやってみて、どうしてもだめなら助けてもらうだろうか。どうしても自力でしようとする、これも根深い価値観がある。ある人が、子供が不登校になり、悶々と悩んだ。

 

最初は、なだめたりすかしたりと対応するが、しかしどうやっても行こうとしない。悩みつつ、親として出来る事は何でもしようと、学校や保護者との関わりにも、時間や労力の犠牲を払い努力した。数ケ月過ぎるが、全く何の変化も無い。心身共に疲れ果てた。その時に「疲れた人はわたしのところに来なさい」と語られた。

 

主のもとに行き、何もかも、いっさいがっさいを告げた。その時、「自分が」ああしようこうしようとしていて、子供をありのまま受け入れていない事を示された。心から悔い改めた。そして子供をゆだねる事ができた。その時に初めて、真の平安と安堵に満たされた。

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すぐに自分で動いてしまい、最終的にありのままを受け入れてくださる主の元に行く。簡単に目がふさがれてしまう者だからこそ、明け渡そう。主が教えようとされている事をまず聞こう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係