「必ず、わたしの考えたとおりに事は成り、わたしの計ったとおりに成就する」イザヤ14:24

信仰人生で、時に、道が閉ざされる事を経験する。自分はどうしても進みたいのに、目の前で閉じられてしまう。主からの「ノー」を突きつけられ、現実と向き合わせられる。非常に厳しく感じる。入学試験、就職試験、進路、日常生活、仕事上の事等、様々な事態で直面する。自分の思いとは異なり、全く違う方向へ向かう事になる。

 

自分の思いは強く、それとは違うので受け入れられず、失望してしまう。「ノー」は、単に進路だけでなく、自分自身が否定されたように感じる。何度も就職試験が不合格だと、人格まで否定されているように勘違いしてしまう。だが主には、行き当たりばったりという事が無い。最初から、完全な計画を持っておられる。あなたの強い思いの道が、主の御心とは違っていたのだ。

 

主は、正しくあなたを御心の道へと導いておられる。人生の「ノー」を主のご意志として、受け取ろう。更にふさわしい別の道が備えられている。その別の開かれた道を進めばよい。ある人は次々と道がふさがれた。進もうとすると、余りにも閉ざされる状況に、そのため祈りを変えた。自分のしたい事をとにかく横に置いて、主が、自分にさせたいと思っておられる事が示されるよう、祈り求めた。

 

そのようにう祈りを変えた途端、なすべき事が示され、その道が開かれたのだった。御心を確信し、その道に進む事が出来た。自分の思いで進んでいた時は、しょっ中、挫折した。しかし、自分が始めた事でなく、主が始められた事は、何があろうと、成し遂げられて行く事を経験した。主のはかりごとだけが成就する。

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前に進まないときは、主のご計画の邪魔をしているのでは、と立ち止まってみよう。ノーは失望ではない。新しい道が示される希望だ。主の最善を信じて主に自身を委ねていこう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係