「わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え・・」 エレミヤ33:3

 日常で、様々な対人関係があり、傷つけられたり、又、不用意に傷をつけてしまう事もある。そこに感情のもつれが生じると、憎しみや恨み、赦せない思いとなる。赦せない思いが募ると、苦しくてたまらない。経験する事があるだろうか。怒りと憎しみに振り回されてしまう。赦せない思いはどうにもならない。

 

心にふつふつと火が燃えているようだ。無くなるどころか、増幅して行く。自分は苦しくてたまらないのだが、しかし決して赦せない、赦したくない。悶々状態だ。根深く、その思いは増幅して行ってしまう。どうすれば良いのか。まずは主を呼ぼう。祈りに持って行こう。赦したくない思い、憎しみ恨み怒りを認め、自分でなすすべが無いことを認め、主を求めよう。

 

とにかく祈りに持って行く時、主が取り扱って下さる。その事態に働いて下さる。一人一人に応じて導いて下さる。ある人は憎む心は、自分がつらくてたまらず、助けを求めて、祈りに祈り、とにかく祈り続けていた。すると不思議に心の方が変えられて行き、赦してもいいやと思えた。奇跡だった。

 

ある人は、怒り憎しみが苦しいので、ずっと祈っていた時「相手の祝福を祈りなさい」と御霊の声が来た。絶対に嫌だと思った。顔を見るのも嫌で祝福など到底祈れない。ずっと拒み、抵抗していたが、その状態は非常に苦しく、とうとう追い込まれギブアップして、相手の祝福を祈った。

 

すると何と、心がすっとしたのだ。確かに心が変わった。そして、自分の力でなく、平安にされた。とにかく御霊の示しに従う時、みわざを見ることを経験し、教えられた。

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何に閉じ込められていようが、たましいは主にあって自由に変えられていく。主を呼ぼう。苦しい憎しみの胸のうちを主に告げよう。主は答えてくださる。それは理解を超えた大いなることだ。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係