「神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。罪ある人たち。手を洗いきよめなさい。二心の人たち。心を清くしなさい」ヤコブ4:8

神が遠く感じられたり、喜びや平安が失せていたり、神がぼんやりする事があるだろうか。神から離れている感じがする。だが、神は全く変わられない。変わらないご愛で愛し続けて下さっているし、慈しんで下さっている。自分サイドに問題がある。忙しさの日々に、神との交わりが途絶えているかも知れない。

 

この世の勢力は凄まじい。流されてしまっているだろうか。又、もっと神に近づくべきだと思うのに、心に何かの隔てを感じているだろうか。自分が握り締めているものが、神との間を妨げる。よく小さな子供が、口の狭いキャンディボックスに手を入れ、中のキャンディを幾つもしっかり握り締めて、手が出ないと泣いている光景だ。

 

キャンディを放せばよいのだが、大事なものであり、絶対に放したくない。私たちもこの状態だろうか。もし、本当に神に近づきたいなら、神とあなたの間にある妨げを、隔てを突き止めること、そして、それを献げることだ。神と私たちの間に、多くの妨害物を入れてしまっている。それがあるために、神がぼんやりしてわからない。

 

握り締めている偶像を手放す時、神が鮮明になる。神は初めから、全く変わられないが、握り締めている偶像のためにこちらの目が曇っている。もし、神にもっと近づきたいなら、自分の内の傷害物を御霊に探って頂こう。

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私たちが神に近づく時、神も近づいてくださる。すぐに流されてしまう者だが、神が遠くに思えるとの気づきが感謝だ。それすら考えるゆとりもなくなる前に、二心を認め、大切なものを選び取ろう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係