「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています」Ⅰペテロ5:8

主が、働きを開始される時に、まず悪魔の試みに会われた。悪魔は、阻止しようと立ちはだかった。私たちも、悪魔の攻撃に会うが、特に、御心を行おうとする時にやって来る。激しく阻止しようとする。日々の祈りの時はどうだろう。祈りや聖書を読もうとする時に、妨げが入る。

 

突然、急ぐ用を思い出す。立ち上がって、その対応をする。ピンポンと宅配が来る、電話が鳴る。眠気に襲われる。その前まで全く眠くなかったのに。又、様々な思い煩いが脳裏を巡り、時に怒りに支配される。悪魔の妨害だ。御心を行おうとする時に、妨げが入る。

 

ある人が、母親を定期的に訪問しては、世話をし、証しの機会を祈っていた。話を聞く事も、サポートの一環と、聞いて上げていた。その日も、予定日だったが、なぜか心が重苦しく、気持ちがふさいだ。行きたくない思いに襲われる。日を変えようかとも思う。しかし主のために、決めた日程だ。祈り、やはり行こうと決心した。

 

行くと、母親の愚痴不満、ネガティブな話が延々続いた。いつもは聞き流せるのに、その日は気がおかしくなりそうだった。限界になり、心の内で叫び祈った。すると冷静に穏やかに、人は皆、罪人である事が話せた。罪について話すと、いつも聞かない母親が耳を傾け、目に涙が。

 

十字架の贖いをはっきり話せて、母親はその日主を受け入れた。サタンが必ず祝福を妨害して来る事を改めて教えられた。悪魔は妨害し、働く。わきまえていよう。だがその背後に、常に全能の主の主権と支配があり、守られている。

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常に祝福を取りにサタンがきていると警戒していよう。すぐに混乱させられ、どれほど弱いかを知っている。弱いからいつも謙遜に、御言葉を握り、主に頼っていよう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係