「兄弟たち。あなたがたの中では、だれも悪い不信仰の心になって生ける神から離れる者がないように気をつけなさい」ヘブル3:12

その前の箇所で、「今日、御声を聞くなら、心を頑なにしてはならない」と言っている。聞いた御言葉に従う事が大切だと。御言葉に従わないなら、主から離れてしまう。「今日」が強調されている。不信仰のため、荒野で滅んでしまった民のようにならないために、後日ではなく、「今日」すぐに従うようにと。「今日」は非常に大切だ。

 

悔い改めなら、明日に延ばさず、今日悔い改めるべきだ。ぐずぐず、なおざりにしていると、必ず悔い改められなくなる。叉、謝罪を示されたなら、すぐに今日従わなければ、ぐずぐず延ばすと必ず出来なくなってしまう。叉、信仰の前進を、新しい決心を示されたなら、即日従おう。悪魔は、ずるずる引き延ばすよう誘惑して来る。悪魔の策略だ。

 

時間を経ると、段々気持ちが萎えて、冷めて、失せてくる。その内に思いが消えてしまう。アブラハムにイサクを全焼のいけにえとして献げるようにとの、最大の厳しい試練が臨んだ時、アブラハムは「翌朝早く」出かけた。すぐに従ったのであった。ある人が、なすべき事を御霊にはっきりと示された。しかしぐずぐずしていた。なおも促されたが、煮え切らず心を定める事をせず、従わなかった。

 

するとある時から、その気持ちが無くなってしまった。主の大きなあわれみにより、その後、かなり経て再度御霊の示しが来た時に、すぐに従った。結果、大きな喜びと祝福に心から感謝した。祝福の機会を逃してしまう。悪魔の妨害も踏まえ、従順に従えるよう、祈ろう。

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今日は都合が悪いから明日と、先に延ばしてしまい、そのうちにちょうど良い言い訳がサタンからくるという失敗がある。今日という事が大切だと思わされる。主の示しにすぐに応答しよう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係