「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。」Ⅰテサロニケ4:16

私たちはどうだろう。ラッキーでハピーな事、嬉しい事は、誰でも感謝できるし、喜べる。大豊作、昇進、受験合格、想定外の収入・・信仰が無くとも、喜べる。だが、ハバククは全く違う事を言った。いちじくの木の花が咲かず、ぶどうもオリーブも実が無く、畑は不作で収穫無し。羊も牛も絶えた。なすすべの無い絶望状態であった。しかしハバククはその中で喜んだ。嘆き、失望落胆、無気力になり、気持ちも萎える状況の中で、なぜ喜べたのか。

 

「状況にあって」でなく、「主にあって」喜んだからだった。ある人が「喜べ」との御言葉が心に来た。「主にあって喜べ」と。読む度に、何度も何度も語られた。しかし環境は「何を喜べるのか」「どこが喜べるのか」の状態だった。重病で入院し、辞職し、まだ仕事もできない。しかし目に見える所を見て、御声を拒んでいる事に気づかされた。

 

状況にあってでなく、主にあって喜べと言われている。祈り、よく考え、決心し「はい、わかりました。喜びます」と信仰により受け取った。すると不思議が起きて心が平安にされた。視点を目の前の状況から離して、主に持って行こう。主は万事を益とされる。災いは一つも無く、平安と将来と希望のためのものであると。

 

そして主に行き当たりバッタリは無く、計画を立てておられる。何より独り子を与えて下さるほどに愛して下さっている。目に見えるものにはすさまじい力があり、影響されてしまい、飲み込まれてしまう。サタンだ。一言の祈りから、目が主へと転じられて行く。

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状況に関わらず喜んでいけるのは、主を知っているからだ。主の変わらない正しさと揺るぐことのない恵みを知っている。主を見上げ絶えず喜んでいこう。感謝を献げよう。

 

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【日々のことば】

  発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係