中風を患っていた人がいて、それは深刻な状況で、自分ではどうにも身動きとれなかった。そんな時、4人の友人たちが彼を寝かしたまま、主のもとへと連れて来た。主は「彼らの信仰を見て」とあり、4人の友人の信仰を見られた。彼らの信仰に答えてみわざをされた。
この4人は主のおられる家の入口が、大勢の人が溢れて入れないと見ると、そこで引き下がるのではなく、方策を考えた。そこで何と屋根に上り、屋根をはがして床を、主の前に吊り降ろした。なぜそう出来たのか。主に不可能は無く、主が必ず癒やして下さると信じたからだ。
信じなければ、そんな事はしない。主はその信仰を見られ、中風の人に「子よ。あなたの罪は赦されました」と言われた。何と、罪の赦しを与えられた。病気は治っても、人生途上幾らでもまた病気になる。主の前に罪の無い者と認められ、主との関係が回復された。
何にも代えられない喜びだ。彼らの願いの遙か以上のものを与えられた。友人たちの信仰を見られ、主のみわざが現れた。その信仰に報いられた。主のもとに寝かしたまま連れて行くために、また、吊り降ろすためにも4人が必要だった。
4人は協力し一つとなって労する事により、主の栄光を拝した。私たちもまだ救われていない人々のために、他の兄弟姉妹たちと一緒に、執り成しの祈りを献げることで、協力できる。一緒にかつぐ事ができる。そして一緒に神のみわざにあずかれる。
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この一年、朝毎にともに主を賛美できた恵みを心から感謝いたします。
来年はスタッフの都合により、1月7日から配信を開始いたします。よろしくお願いします。